こんにちは。
谷町四丁目院の垣尾です。
今回は野球肩の原因と治し方を紹介します。
そもそも野球肩とは…
野球をしている方は聞きなじみがあるかもしれませんが、野球肩とは投球やスローイングの繰り返しによって肩関節に過剰に負担がかかり、関節や周囲の筋肉に炎症が生じることを指します。
特に投手に多くみられますが、他のポジションの選手にも起こりうる怪我です。
主な原因は??
①不適切なフォーム
投球時の不適切なフォームとは以下を指します。
- 体が開いた状態(球が高めに抜けやすい)
- 体重移動がうまくいっていない(荒れ球になる)
- 踏み出した側の股関節の使い方が甘い(球に力が乗らず軽い球になる)
すべて球質に関わるため肩の筋力や柔軟性に目が向きがちですが、こうしたことから取り組むことが大切です!
②肩の過剰使用
「肩は消耗品」と昔から言われるように、投げすぎは関節唇(肩関節を覆う組織)や肩の筋肉に大きな負担をかけます。
組織は傷がつくと再生能力によってある程度は回復しますが、使用頻度が上回ると回復が追いつきません。
ここまでくるとオーバーユース(使いすぎ)と言わざるを得ないです…。
③筋力の不均衡
肩はあらゆる方向に動くため、その分関与する筋肉の数も多いです。
すべての筋肉がある程度均等にパワーを発揮していればトラブルは避けられますが、どこかの筋肉だけに頼ってプレーを続けると故障します。
筋力差があると一定の筋肉に頼ってしまうため、この問題は早期解決が求められます。
初心者に多いと思われがちですが、センスのある選手ほどテクニックと感性ですり抜けていき、気づいたころには筋肉疲労が限界に達していて故障する…なんてケースも多いです。
NPBのトレーナーからもこうした話は耳にします。
野球歴に関わらず、体の専門家からチェックを受けることは重要です。
主な症状は…??
- 投球、スローイング時の方の痛み(前・後ろ・奥など個人差あり)
- 肩の可動域制限
- 肩の熱感
- 肩~腕に力が入りにくい
野球肩の症状にはこうした特徴があり、当院にも同様のお悩みを抱えて受診されます。
野球肩の治し方
治し方は原因と逆のことが求められるため…
休息やフォームの改善、筋力トレーニングなどが必要です。
ですが…
休息はともかく、フォームの改善や筋力トレーニングはどちらかと言えばリハビリであり、直接的な治し方ではありません。
焦ってリハビリをしてもまた壊れるため、理想的なのは組織の修復を促した上で早くリハビリに取り掛かること👍
やまぐち整骨院ではマイオパルスという特殊な治療器を用いて、負傷した筋肉・靭帯・腱を早期に修復させることで野球肩に対してご満足いただける結果を出し続けています。
痛みが和らいできたら体の使い方など総合的にアドバイスさせていただきます。
お困りの方はぜひご利用ください。