12月から1月の寒い時期にかけて最も盛り上がるスポーツといえば、皆さん何が思い浮かびますか?
冬季オリンピックといったように、わざわざ名前に冬という単語を入れるくらいですから、スポーツも季節によって盛り上がるものと盛り下がるものがあるわけです。
12月と1月に盛り上がるスポーツといえば、、、???
毎年元日は、サッカーとラグビーが盛り上がっていますが、、、
すみません、今回のテーマはサッカーとラグビーではありません。
アイスホッケー?
アメリカやカナダでは国民的人気スポーツであること間違いなしですが、日本においてはそこまで盛り上がってはいないですよね。
すみませんが、今回のテーマはアイスホッケーでもありません。
では、ボブス??
、、、、、、
ボブスレーでもありません。
寒い時期に最も盛り上がるスポーツ。
それはマラソンです。
(異論は認めます。)
例年、マラソン大会はマラソンシーズンと呼ばれる10月から3月に行われることが多く、大きな大会は12月から2月に集中しています。
当院には様々な悩みを抱える患者様が来院され、スポーツに取り組んでいる方も沢山来られますが、冬になるとランナーの来院がグッと増えます。
夏の時期には全く来院されていなかった方が、毎週のように疲労回復に抜群の効果を発揮するハイチャージだけを受けに来院するのが当院の冬の風物詩でもあるのですが、やはり皆さん冬場に向けてペースを上げて練習していることもあって、故障を抱えて来院される方も多くいます。
肉離れやシンスプリント、足底筋膜炎などが、ランナーに共通する悩みですが、施術を担当させていただいているとあることに気づきます。
痛みの原因は痛みの場所にないことに。
足(主にふくらはぎより下)の痛みは、最初からふくらはぎに問題があって発生することはあまり多くありません。
多くの場合、隣接する他の部位の問題によって、局所に負担が集中し、その結果として、局所に痛みが集中します。
簡単に言うと、ふくらはぎが肉離れしてしまった人の肉離れの原因はふくらはぎだけとは限らないということです。
人間の身体は、何か動作を行う時に一つだけの関節、一つだけの筋肉を使っているのではなく、多くの筋肉や関節を同時に動かして、運動を行っています。
基本的には幹となる大きな関節がメインの力を発揮して、それに付随して末端の小さな関節が力を発揮するような形態になっていますが、このメインの部分に問題があった場合、末端の部分だけで動作を遂行することとなってしまいます。
一度だけであれば、大きな問題にはならないかもしれませんが、そのままの身体の使い方をしておくと問題が生じることは火を見るよりも明らかであって、原因を根本的に改善する必要があります。
原因は本当に様々あるのですが、頻繁にみられるのが股関節の硬さです。
ランナーが前へ進もうとする際、お尻の筋肉が力を発揮して、股関節を伸展させるのですが、何らかの原因によって、その動きに制限がある場合、それでも前へ進もうとするために、股関節伸展の代わりに足関節の底屈を過剰に行うようになったりして、ふくらはぎの筋肉に過剰な負担をかけすぎて痛めてしまうパターンが非常に多く見られます。
股関節伸展が出にくい最も多い原因はデスクワークなどによる座り過ぎです。
デスクワークによって、長時間股関節を屈曲させていると、腸腰筋や大腿筋膜張筋といった筋肉が緊張し、それにより大殿筋に制限がかかってしまい、股関節伸展動作が出にくくなります。
肉離れをしてすぐの時期は、患部のケアを行うことが大切ですが、落ち着いたら、ふくらはぎが痛い時でも、股関節の治療をする必要があったりするんです。
肉離れの特徴などについては以下の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
当院で行っているランナーの足の痛みに対する施術
当院では、ランナーの足の痛みに対して、微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」を用いて施術を行います。
微弱電流機器は我々が触診では確認できない体内の電気信号を機器自体が読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことが出来る為、即効性のある施術が可能となっております。
ハイトーン機器は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。
これらの機器を使用することでストレスのたまりにくい身体づくり、予防も可能となります。
更に必要に応じて運動療法、トレーニングなど機能改善の施術も行っており、日頃のメンテナンスとしてもご利用いただけます。
症状によって来院回数、期間は異なりますので、いつでもお問い合わせ下さい。