こんにちは、鍼灸師の富本です。
先日、大阪は谷町四丁目のNHKホールにて大盛況のうちに幕を閉じた、光藍社主催のバレエの美神2023にトレーナーとして携わらしていただきました。
「バレエの美神2023」の詳細については、光藍社のオフィシャルサイトをご覧ください。
バレエ公演でのトレーナー活動は本年度二回目になります。
前回は、国内外で活躍する日本人ダンサーが一堂に会する「ガチョーク賛歌」の舞台裏にて活動させて頂きました。
今回は前回と違い、永久メイさんと吉山シャール ルイ・アンドレさんのお二人を除いた全員が海外で活動しているダンサーで、英語でコミュニケーションを行うこととなりました。
公演は東京と大阪の二カ所で開催されましたが、大阪が千秋楽となっており、ダンサーの方たちは移動の疲れも相まって、かなり疲労が溜まっている様子でした。
一般にアスリートは自分の身体の状態について非常に敏感で繊細です。
身体が資本の職業柄、当然と言えば当然なのですが、その分、我々トレーナー陣に対する不調の訴えも、非常にピンポイントであることが多く、ただ肩が凝っているとか、腰が張っているといったぼんやりとした訴えではなく、『○○の動作をする時に、肩の○△筋に痛みがある』とか、『○○をするときに腰の△×の部分に突っ張りを感じる』といったような感じです。
今回担当させていただいたダンサー達もその例に漏れず、バレエダンサー特有の訴えをお持ちでした。
一般的な整骨院のスタッフに比べると、バレエダンサーを診る機会に恵まれている当院のスタッフも、ルルべやポワントと日本語で言われるとわかるものの、英語で発音されると聞き取れないことも多く、、、
ボディーランゲージでなんとかコミュニケーションを図る場面もしばしばありました。
ちなみに、ルルべって、英語では「ルルッ」と発音するみたいですよ。
持ち上げるという意味がありますが、最後のべは英語ではそんなに綺麗に発音しないようです。
バレエに精通しているつもりの我々でも、まだまだ勉強不足だと痛感しました。
今後は、さらに海外アスリートに対する案件なども増えてくるかも?しれないので、英語の勉強も忘れず行う必要がありそうです。
肝心の施術に関しては、トレーナー活動を行ったのが本番当日だったこともあり、本番前は軽いストレッチなどの調整程度で、本番後にトレーナールームに来てくれたダンサーに対しては、数日続けての公演で溜まった疲労が取れるようにとしっかりと施術をさせていただきました。
今回のトレーナー活動で、スタッフ一同、さらにバレリーナの方々のお力になれるような経験を積むことができました。
この経験から学んだことを普段から来院してくださる方々の施術に取り入れて、よりよい施術が行えるようにスタッフ一同精進したいと思います。
吉山シャール ルイ・アンドレさんとのツーショット✨