こんにちは、やまぐち整骨院谷町四丁目院、鍼灸師の富本です。
今回のブログは半月板損傷についてです。
半月板損傷
痛そうですね~
スポーツ選手の怪我のニュースでよく耳にする怪我の一つです。
名前を聞くだけでも大怪我の印象を持ってしまう膝関節の負傷の一種ですが、怪我したわけでもないのに、病院に行って診察を受けた結果、「半月板損傷です。」とお医者さんに告げられた人も少なくないのではないでしょうか?
全然運動していないし、ましてや怪我したわけでもなく、ただなんとなく昔から膝が痛くなってきたから病院を受診した結果、半月板損傷という診断名をつけられても、なんとなく納得いかないというか腑に落ちないですよね。
実は、病院で「半月板損傷」と診断された痛みであっても、実際は半月板以外の組織が痛みを引き起こしているということがあります。
ん?
病院で半月板損傷と言われたけど、実は半月板損傷ではない???
これだけみると意味が分からないですね。汗
今回の記事では、半月板損傷そのものに関する解説に加えて、
なぜ怪我をしていないにも関わらず半月板損傷という診断名がつけられるのか?
そして、なぜ病院で半月板損傷と診断された膝の痛みが整骨院で治るのか?
当院で行っている半月板損傷に対する治療について説明したいと思います。
半月板損傷
半月板とは膝関節を構成している大腿骨と脛骨の間にある軟骨のことで、内側と外側にそれぞれ存在しており、膝関節にかかる体重などの負荷を軽減するクッションの役割を果たしています。
膝関節は体重を支えるための安定性と、歩行などの動作を行う際に大きく伸ばしたり曲げたりする可動性の二つの相反する作用を求められる、体の中でも非常に負担のかかりやすい関節の一つです。
その安定性において非常に重要な役割を果たしている組織こそが半月板です。
スポーツなどで半月板を大きく損傷してしまった場合、手術の様式として痛んでしまった半月板を縫い合わせる縫合術と、痛んでしまった部分を取り除く切除術の2種類があります。
早期のスポーツを復帰を望む場合、術後の日常生活やスポーツ活動への復帰が速い切除術を行うケースもありますが、切除術を行うと、膝関節にかかる負担が非常に大きくなるのと同時に将来的に膝関節に変形が起こる可能性も高まることから、現在では多くの場合、半月板を可能な範囲で残す縫合術の方が行われます。
手術と聞くと大げさに思えるかもしれませんが、半月板には血行が行き届いている部分とそうでない部分とが存在しており、血行が行き届いていない部位を損傷してしまった場合は自然治癒を期待することができなくなるので、現状では手術以外で半月板の物理的な損傷を治すことはできません。
では、半月板損傷と診断されたら必ず手術なのか?というと、そういうことではありません。
細かくいうと、家の近所の病院に行ってレントゲンをとってもらって半月板損傷と診断されただけでは、本当に半月板の損傷が原因で痛みが出ているのかどうかはわかりません。
というのも、「人間年を取ると軟骨がすり減ってくる」という話を聞いたことがあるかと思いますが半月板がまさにそれで、半月板は軟骨なので、年齢を重ねると膝が痛くない人でもすり減っていることがあります。
これは別に特別なことではなく、人間ならだれもが抗うことのできない老化の一種なのですが、仮に元々膝に痛みはないが年齢によって半月板がすり減っている人が、ある日つまづいたか転んだか何かで膝を痛めてしまった場合、その状態で病院に行くと、実際は他の組織が痛みを引き起こしているにもかかわらず、レントゲンなどの画像上の変形が認められることから、「半月板損傷」や「変形性膝関節症」の診断がつくことがあります。
この場合、確かに画像上は変形があるものの、その変形が最近になって急にできたのかというとそんなわけはなく、丁寧に触診をしていると、実は痛みを引き起こしているのは膝の別の組織が原因だったなんてことが決して少なくない頻度であります。
筋肉や腱、もしくは膝のお皿の周辺に存在している膝蓋下脂肪体と呼ばれる組織が痛みを引き起こしている可能性もあり、その場合であれば、仮に半月板損傷と名前がつけられていたとしても、手術以外の方法でアプローチすることが可能です。
ですので、膝の痛みにおいては本当の意味で痛みを引き起こしている組織が一体どこなのか?を見極めて施術を行うことが大切です。
また、半月板損傷の場合は100%ではないですが、高い確率でロッキングと呼ばれる、膝関節の曲げ伸ばしの運動をした際に膝が外れたような現象が起こります。
ロッキングの有り無しも本当に半月板損傷なのかを見極める一つの有効な評価の一つですので、参考にしてみてください。
当院での半月板損傷に対する施術
当院では、半月板損傷の施術に関して独自の特殊な方法を用いて施術を行なっています。
微弱電流機器「アキュスコープ」「マイオパルス」ハイトーン機器「ハイチャージ」を用いて半月板損傷の施術に関して独自の方法で施術を行っております。
微弱電流機器は我々が触診では確認できない体内の電気信号を機器自体が読み取り、正しい電気信号に書き換えることで身体本来の治癒力を引き出すことができる治療機器で、即効性のある施術が可能となっております。
ハイトーン機器は我々が活動するためのエネルギーを生成している「ミトコンドリア」を活性することで、内臓疲労・筋肉疲労・冷えなどを含めた体に起きうるあらゆるストレスに効果が期待できます。
半月板損傷と診断されて、しばらく病院に通っているものの、なかなか良くならないということでお悩みの方は是非当院にご相談ください。
膝関節の痛みに対するこれまでの多数の実績から、きっと力になれることがあるかと思います。
ご予約ご相談はLINEもしくはお電話で受け付けておりますのでお気軽にご連絡下さい。